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東京都は世界的に見ても人口が多く、日本の首都として機能が集中しているため病院数・薬局数も多いことが特徴です。
また、東京都内には東京大学、慶應義塾大学、帝京大学なを始めとした有名大学を含む、薬学部のある大学が計11校あるだけでなく、他県から薬剤師を目指す学生が上京して就職する場合も多いため、東京都の薬剤師人数は、全国都道府県の中でも第1位の46,343人（平成26年時点）の薬剤師が在籍しており、人口10万人に対する薬剤師数は346.1人と全国の平均である226.7人より119.4人も上回り、全国で2番目になっています。

東京都内には病院が648件、薬局が6,549件、診療所が12,944件あり、勤務する薬剤師数は病院勤務が5,233人、薬局勤務が21,758人、診療所勤務が737人です。東京都で働く薬剤師46,343人のうちの、11.3％が病院、46.9％が薬局に、1.6％が診療所に勤務しているということになります。
薬局や医療施設が多く、薬剤師の求人は豊富にあるため、薬局や医療施設からの薬剤師求人を探すのに苦労はしないでしょう。また、東京都では正社員として働く以外にも、パート・派遣の求人数も多く、東京の都心部である東京、渋谷、新宿、品川、池袋、上野といったターミナル駅だけでなく、大手町、六本木、銀座、秋葉原、恵比寿、青山など、自分の志向に合ったお気に入りの街で、ライフスタイルを重視した働き方の実現も東京の特徴であり魅力と言えるでしょう。

平成29年時点での東京都で働く薬剤師の平均年収は、全国第12位の約539.1万円と、全国平均である515万円よりも24.1万円高い高水準を維持しているため、ご経験次第で高年収を目指すことも可能です。
また、東京都の病院・診療所など薬局・医療施設で働く薬剤師の平均年齢は44.8歳で、全国の平均年齢45.3歳と比較するとやや低いため、若い薬剤師さん向けの求人を探すことも苦労しないでしょう。

参照：「平成26年（2014年）医師・歯科医師・薬剤師調査」、「賃金構造基本統計調査」、「きまって支給する現金給与額×12ヶ月＋年間賞与その他特別給与額」